「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」発表に関して

気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。

この情報が発表されたのは2019年に運用が始まってから初めてです。気象庁は、この情報が特定の期間中に必ず地震が発生することを伝える情報ではないとしたうえで、巨大地震に備えて防災対策の推進地域に指定されている29の都府県の707市町村に地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。

地震が発生した場合、帰宅困難となる事態やエレベーター停止なども想定されます。今年の元日に発生した能登半島地震は記憶に新しいですが、長期休暇中に滞在先で被災するといった事態が起こる可能性も十分あります。会員の皆様は、明日からの連休の際、外出される時は十分注意していただくようお願いします。非常食、水、ペットフード、薬等の非常持出品の確認。避難先へのルートの確認等、今一度日頃からの地震への備えを再確認してください。

併せて、防災対策の推進地域に指定されている29の都府県の707市町村に在住のご親戚や友人がいらっしゃる場合は、注意喚起して頂くと共に発災した場合の連絡や避難の方法等、これを機会にお話して頂ければと思います。

もし、大地震が発生した時には、先ずはご自身と大切な家族の命を守る事を最優先にして頂き、本会として早急に対応できるよう情報収集に努めて参りますのでご協力をお願い致します。

【巨大地震に備えて防災対策の推進地域】
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/pdf/nankaitrough_shichouson.pdf

(気象庁報道発表資料 抜粋)

(気象庁報道発表資料 抜粋)
(気象庁報道発表資料 抜粋)