活動報告@埼玉県大宮市

2024年11月16日・17日、大宮ソニックシティーで行われました、認定NPO法人TSUBASA主催の【愛鳥祭】の「社会のために日々様々な立場で活動する団体のためのエリア」にブースを出展し、特非)ペット災害危機管理士会として参加いたしました。
開催の2日間、対応しましたのは、本会会員で、ペット災害危機管理士(R)1級講師の阿部真里子先生です。

ブースには2日間で400名越えの方に足を止めていただき、171名の方にアンケートにお答えいただきました。
併せて能登半島支援募金も行いました。
アンケートにお答えいただいた方は、北は山形県から南は兵庫県まで10県と幅広いところから来られていました。その中で137名の方がペットを飼っていると回答されています。
イベントの特性から、ほとんどが鳥類ですが、犬、猫、ミーアキャット、ウサギ、デグー、カメ、カエル、魚類等いろいろな種類のペットと暮らす方もいらっしゃり、多頭飼い、多羽飼いの人も多くいらっしゃいました。
防災について考えたことあるかという項目については88%の方が考え、何かしら対策されていることが分かりまた。ペット防災への意識の高まりを感じました。

会場では、阪神淡路大震災を体験された方による防災無料セミナーも開催されており、他のブースや企業様でも防災関係の商品を出されているところもありました。主にロスト対策が多かったかと思います。
また、講座や勉強会へのニーズの高まりも感じることができました。来場者がとても多かったため、ブースに足を止めていただいた方と長くお話しするのは難しかったですが「具体的に何をしたらよいかわからない」「やらなきゃいけないと思ってはいるんだけど・・・」と防災意識はお持ちでも具体的にどうしたらよいかわからない、といった方が多い印象でした。
防災は「想像力」と「行動力」どのように行動につなげていけるか考える必要があると感じました。

また、鳥類はひとえに愛鳥と言っても、鳥種による違いや個体差、住環境が大きく違うため、ペット防災を考える上では個々に考えなくてはならないことを痛感いたしました。
避難所に行くことも含めて日ごろからの適正飼養、また避難所に行かなくて済むような家づくり、街づくりも必要なことではないかと感じました。
残念ながらペット災害危機管理士(R)の知名度はあまり高くありませんでしたが、何人かはすでに3級4級をお持ちだったり、これから受講を考えているという方もいらっしゃいました。これからも、ともに学び考えてくれる仲間を増やしていきたいと思います。

(参考URL https://aichousai.jimdofree.com/