【レポート】3月15日(日)川崎市青年会議所主催「防災ラボ」に出展しました

3月15日日曜日、川崎駅前アゼリアハミングガーデンにて開催された川崎市青年会議所主催「防災ラボ」に、特定非営利活動法人ペット災害危機管理士会および一般社団法人全日本動物専門教育協会として出展いたしました。
本イベントは「見て・触れて・体験して学ぶ防災」をテーマに、多くの来場者が防災を身近に感じられる場として開催され、駅直結の通路という立地もあり、終日多くの人が行き交う中での実施となりました。

今回の出展では、防災に関心を持って来場される方だけでなく、日常の移動の中で偶然立ち寄る方々に対しても情報を届けることができた点が大きな特徴でした。
そのため本会ブースでは、まず足を止めていただくことを意識し、視覚的に分かりやすいパネル展示や体験型のコンテンツを中心に構成しました。

ブースでは、ペット同行避難に関するパネル展示をはじめ、飼養状況アンケートの実施、非常持ち出し袋の重さ体験、ペット防災紙芝居、ペットと避難に関する個別相談対応など、多角的な啓発を行いました。
特に非常持ち出し袋の重さ体験では、「想像以上に重い」「これを持って避難するのは大変」といった声が多く聞かれ、そこからペットを連れての避難について具体的に考えるきっかけへとつなげることができました。
また、紙芝居は子ども連れの来場者に対して有効に機能し、親子で防災について考える機会を提供することができました。

当日実施したアンケートには111名の方にご回答いただき、その中で「ペットは飼っていないが好き」と回答された方が8割を超えたことは非常に印象的でした。この結果からも、ペット防災は飼養者だけの問題ではなく、地域全体で考えるべき課題であることが改めて浮き彫りとなりました。
来場者との対話の中でも、「ペットを飼っていないが避難所での対応が気になっていた」「近所にペットを飼っている人がいるので知っておきたい」といった声が多く聞かれ、ペット防災が共助の視点で広がりつつあることを実感しました。

また今回の出展では、単なる情報提供にとどまらず、相談の場としての役割も大きな意味を持ちました。
ペットと避難する際の不安や疑問に対し、個別に丁寧に対応することで、来場者一人ひとりが自分ごととして防災を考える機会となりました。
クレートに入れられない場合の対応や多頭飼育時の避難方法、避難所でのトラブルへの不安など、実際の生活に即した相談が多く寄せられたことが印象的でした。

当日のブース運営は、災害1級講師の古川圭紀講師、植田このみ講師、匂坂直康講師、さらに1級取得者の橋本佳代子氏、2級取得者の古川詩子氏のご協力のもと行われました。
それぞれが来場者に寄り添いながら丁寧に説明を行う姿は、本会の強みである現場対応力を体現するものであり、多くの来場者との有意義な対話を生み出しました。

今回の出展を通じて、防災は特別な場で学ぶだけでなく、日常の中にある場所でこそ広がるものであることを改めて実感しました。
駅直結という生活動線上での啓発は、これまで接点のなかった層へアプローチできる非常に有効な機会となりました。

本会は今後も、セミナーや講座といった体系的な学びの場に加え、このような日常の中での啓発活動を継続しながら、一人でも多くの方に「ペット防災は自分にも関係がある」と感じていただけるよう取り組んでまいります。
このような地道な活動の積み重ねが、地域における防災力の向上と、人とペット双方の命を守ることにつながるものと考えています。

自治体・学校・団体の皆様へ

災害時に人とペットの安全を守るため、一般社団法人全日本動物専門教育協会公認「ペット災害危機管理士」資格を含むペット防災教育の導入が不可欠です。
具体的な知識とスキルを身につけることで、災害時の混乱を防ぎ、地域の防災力と安心を高めます。
産官学連携の新しい取り組みとしても期待され、住民や保護者からの信頼向上にもつながります。
ペット同行避難訓練や防災イベントへのペット災害危機管理士(R)講師の派遣まで、幅広く対応しています。お気軽にお問い合せフォームよりご相談ください。