活動報告@神奈川県横浜市

11月17日日曜日、横浜市保土ヶ谷区の区役所分室でペット防災講座をさせて頂きました。
講師は本会会員で、ペット災害危機管理士(R)1級講師の古川圭紀先生です。

今回は連続3回講座の最終回。
前半は防災の基本は自助であることや、ペット同行避難の概念をしっかりお伝えしたあと、後半は防災拠点でのペット飼育ル―ルをグループで考えて頂きました。

「ペットと避難所に避難したら、避難所は何をしてくれるのか」「避難所でペットの飼育管理場所が校庭なら避難所には行かない」など、訓練で飼い主さんと話すと非常によく聞く言葉です。

今回は避難生活を考える前の、もっと根本的な[発災時、あなたはどこで命を守りますか]という事を考えて頂き、[避難先の候補のひとつに防災拠点を]というお話をしました。
日頃の備えは物品を備蓄する事だけではない事や、備えのひとつとして、平時から飼い主の会を立ち上げ飼育ル―ルも考えておいた方が良いのだという事に気付いて頂けたように思います。

今回6つのグルプでワ―クショップをして頂きましたが、基本的に同じ防災拠点に避難する方々でグル―プを作って頂いたので、同じ地域の人とコミュニケ―ションが取れたことも良かったですし、ル―ル作りも自分事と感じながら積極的に取り組んで頂いたように思います。

まずは自分の命を守ること。ペットを守れるのは飼い主さんしかいないことを改めて確認し、“地域のコミュニティや飼い主同士の絆ができいざという時に互いに協力し助け合えますようにと心から願っています“という言葉で講座を締めさせて頂きました。
まだまだ知らない事がたくさんありました。里親さんや周りにも伝えていきたいです。ワ―クショップで色々な意見が聞けて良かったです。など多数のご感想を頂きました。